yuko32

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愛猫とだらだらすると心がよろこぶ

こたつで今こうしてキーボードを叩いていると、ふにっと柔らかいものが足に触ります。猫です。こたつに入ったのはいいものの、寂しくなって人肌に触ろうとして、こうやって猫は時折柔らかいお手てで私の足を触るのです。かわいいです。こたつから出して頬ずりしたいほど可愛いです。こうやって猫がちょっかいをかけてくることは稀で、いつもはどちらかというとちょっかいをかけるのは私のほうです。

布団を捲って猫の顔を見ると「なに」みたいなしれっとした顔で見返してくる猫。しかし布団をまたもとに戻すと、しばらくたったらさびしくなっ
てふにっと触ってくる猫。文章を書くことに疲れて、こたつにもぐってしまいます。とたんに「ゴロ〜ゴロ〜」とのどを鳴らし始める猫。ごろんごろんと体を回転させながらくねくね転がり、やがてすくっと立ち上がります。「あ〜暑くなったから出るのね」と少し寂しくなって猫の顔を見つめます。

ところがそこで終わらないのが猫という生物の恐ろしいとところです。予想を上回るどころか、どえらい外し方をしてくる、それが猫という生き物
です。なんと彼が立ち上がったのはこたつから出るためではありません。なんと「私のうずくまったところの懐に丸くなるために立ち上がった」のです。足元に猫が寝てるだけでめちゃくちゃうれしいじゃないですか?しかしそれが自分が寝てるところに!猫のほうから!やってきて!うずくまるなどというそんな大技を使ってくるんですよ。

この猫という生き物は。私は今まで犬派で、猫と暮らすのは初めてなのですが、猫がこんなにかわいいなんて今まで知らなかった!人生損してたと
まで思います。ぐにゃぐにゃの猫の手首、柔らかくて指で揉んだらベルベットみたいな手触りの小さい耳、引っ張ったらどこまでも伸びる柔らかいほっぺたに背中の皮。こんなに可愛い生き物がいるだろうかと私は猫と同じようにだらだら横になりつつそう思うのです。また、最近新しく発見したことは、猫の足の裏はアーモンドの甘い匂いがすることで、うっとりと猫の手を嗅いでいる私を見て、家族は「変態だね」と呆れています。そんな家族にも「嗅いでみて!いいにおいだから!本当にいい匂いだから!」と無理強いして、私は嫌がられているのです。




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