子育て中に学んだこと日記(長谷川桜子) |
〜今日、保健師さんから教わったことを、まとめてみました〜
うちで使っている体温計では、数字が35度から1度ごとに、36、37、38、39、40、41、42度まで書いてあります。
ここが平熱であるという印に37度のところは赤字になっています。
また、37度より高い温度は、全部、赤い数字で書いてある体温計もあります。
まず、おぼえておかなければならないことは、健康な赤ちゃんでも、体温がいつも37度とは限らないということです。
一日のうちでも、はかった時刻とか、はかるときの赤ちゃんの状態で、体温は多少上下します。
朝早くがいちぱん低く、夕方にはいちばん高くなるのがふつうですが、その差は、ごくわずかです。
それよりも、体をやすめているときと、動かしていたときとの差の方が大きいのです。
小さい子だと、健康なときでも、走りまわったすぐ後は、37度6分から8分くらいまで上ることがあります。
(しかし、そんなときでも、38度をこえるようなら、まず病気です)
大きくなると、運動しても、それほど体温に影響しなくなります。
要するに、病気ではないかと熱をはかってみるときは、一時間くらいは静かにさせておいてからにしなければなりません。
病気の熱は、ふつう、夕方が一番高く、朝低くなります。
しかし、朝高くて、午後低くなっても、べつに驚くことはありません。
なかには、上りっぱなしで、上り下りのない病気だってあります。
肺炎とか突発性発疹のときです。
病気のすぐあとは、平熱よりも低く、36度くらいに下ることもあります。
また、赤ちゃんや小さいこどもは、健康でも、冬の夜は、やはりこのくらいに下ることがあります。
しかし、元気にしていたら、心配はいりません。
以上が、保健婦さんから教わったことです。(まとめ)
長谷川桜子